- 「家族から口が臭うと言われた」
- 「会話をしている時、相手が鼻に手をやる仕草が気になる」
- 「自分の口臭が気になって、人との距離を置くようになってしまった」
口臭のお悩みは非常にデリケートです。
誰にでも相談できることではなく、一人で深く抱え込んでしまう患者様が多くいらっしゃいます。
臭いは目に見えません。
だからこそ、ご自身の口臭がどの程度なのか、何が原因なのかが分からず、不安ばかりが大きくなってしまうのです。
医療法人健和会デンタルケア未来では、そのような不安を解消するために、感覚に頼らない「科学的な口臭治療」を行っています。
口臭は体質だから仕方がないものではありません。
必ず原因があり、その原因を特定し、適切な処置を行えば、確実に改善することができます。
自信を持って会話を楽しみ、笑顔で過ごせる毎日を取り戻すために。
私たちが、プライバシーに配慮しながら全力でサポートいたします。
口臭は「エチケット」ではなく「治療が必要な症状」です
社会生活に影を落とす深刻な問題
口臭は、単なるマナーやエチケットの問題として片付けられがちです。
しかし、当事者にとっては、対人関係や社会生活に深刻な影響を及ぼす切実な問題です。
強い口臭は、周囲の人に不快感を与えるだけでなく、患者様ご自身の性格まで変えてしまうことがあります。
「臭っているのではないか」という恐怖心から、人前で話すことが怖くなり、消極的になったり、引きこもりがちになったりすることさえあります。
これを「自臭症(自己臭恐怖症)」と呼びますが、実際には口臭がないにも関わらず、思い込みで苦しんでいるケースも少なくありません。
当院では、口臭を「病気」の一つとして捉え、医学的なアプローチで治療を行います。
ご自身の臭いを客観的に知り、コントロールする方法を身につけることは、心の健康を取り戻すことでもあります。
ほとんどの原因はお口の中にあります
口臭の原因は様々ですが、大きく分けると「生理的口臭」と「病的口臭」があります。
- 生理的口臭
- 朝起きた時や、空腹時、緊張した時などに誰にでも発生する臭いです。
唾液の分泌が減ることでお口の中の細菌が増え、一時的に臭いが強くなります。 また、ニンニクやネギ、アルコール、タバコなどの嗜好品による臭いもここに含まれます。
これらは生活習慣の改善や、歯磨き、水分補給などで対処可能です。
- 病的口臭
- 何らかの病気が原因で発生する、慢性的な強い臭いです。
この病的口臭の90%以上は、お口の中のトラブル(歯周病、虫歯、舌苔、不適合な詰め物など)が原因です。 胃腸などの内臓疾患が原因であるケースは、実はそれほど多くありません。
つまり、歯科医院で適切な検査と治療を行えば、口臭のほとんどは解決できるのです。
測定器「オーラルクロマ」による成分分析
自分の臭いを「数値」で見る
「臭い」という主観的で曖昧なものを、確かな「数値」として可視化する。
それが、当院が導入している口臭測定器「GC社製 オーラルクロマ」です。
従来の官能検査(歯科医師が直接臭いを嗅ぐ検査)だけでは、臭いの強さは分かっても、その成分や原因までは正確に特定することが困難でした。
オーラルクロマは、お口の中のガスを採取し、口臭の主な原因となる「3つの揮発性硫黄化合物(VSC)」を分離して測定します。
それぞれのガス濃度をng/10ml(ナノグラム)単位で精密に計測し、パソコンの画面上でグラフとして表示します。
これにより、口臭の原因が「汚れ」なのか、「歯周病」なのか、あるいは「内臓」なのかを、はっきりと突き止めることができます。
漠然とした不安が、明確な治療目標へと変わる瞬間です。
3つのガスの特徴と原因
オーラルクロマは、以下の3種類のガスを分離・測定します。
- 1. 硫化水素(りゅうかすいそ)
- 卵が腐ったような臭いと表現されるガスです。
主な発生源は、舌の表面に付着した汚れ「舌苔(ぜったい)」や、歯垢(プラーク)などの汚れです。 お口の中の清掃不良が原因で発生します。
生理的口臭の多くもこの成分です。
- 2. メチルメルカプタン
- 玉ねぎが腐ったような、あるいは生臭い野菜のような強い悪臭です。
このガスが高い数値を示す場合、原因は間違いなく「歯周病」です。 歯周病菌がタンパク質を分解する際に発生させる毒素であり、歯周病の進行度と比例して数値が高くなります。
硫化水素よりも毒性が強く、少量でも強い不快感を与えます。
- 3. ジメチルサルファイド
- 生ゴミやキャベツが腐ったような臭いです。
これはお口の中の細菌ではなく、消化器系や肝臓などの内臓疾患、あるいは服用している薬などが原因で、血液を介して肺から呼気として排出される臭いです。
この数値が高い場合は、歯科治療の領域外となるため、提携している内科等の医療機関への受診をお勧めします。
診断に基づいた的確な治療プログラム
オーラルクロマの測定結果に基づき、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画を立案します。
歯周病が原因の場合(メチルメルカプタンが高い)
最も多いパターンです。
歯周病は、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)で細菌が繁殖し、膿やガスを発生させる病気です。
この場合、口臭を消すための最優先事項は「歯周病治療」です。
当院では、位相差顕微鏡を用いた菌の検査を行い、必要に応じてお薬で菌を減らす「歯周内科治療」を実施します。
そして、プロフェッショナルケア(PMTC)やスケーリング(歯石除去)によって、臭いの発生源である歯石やバイオフィルムを徹底的に除去します。
歯周病が改善し、歯茎の炎症が治まるにつれて、メチルメルカプタンの数値は劇的に下がっていきます。
出血や腫れがなくなれば、あの特有の生臭い臭いも消滅します。
舌の汚れが原因の場合(硫化水素が高い)
お口の中の清掃状態を改善する必要があります。
特に重要なのが「舌」のケアです。
舌の表面は細かい突起状になっており、そこに食べカスや剥がれ落ちた粘膜、細菌などが溜まりやすく、白い苔のようになります(舌苔)。
これがバクテリアによって分解され、硫化水素を発生させます。
歯科衛生士が、正しい舌ブラシの使い方や、歯磨きの方法を指導します。
舌を傷つけずに汚れだけを落とすテクニックを身につけていただきます。
また、唾液の分泌を促すマッサージなども行い、お口の中の自浄作用を高める指導も併せて行います。
本格的口臭ケア「プロフレッシュ」
香りで誤魔化さない、根本的な無臭化
治療によって原因を除去した上で、さらに確実な口臭予防を行うために、当院では洗口液「プロフレッシュ(ProFresh)」を推奨し、院内でも販売・使用指導を行っています。
市販されているマウスウォッシュの多くは、ミントなどの強い香料で臭いを上書きする(マスキングする)だけのものがほとんどです。
これでは時間が経つと香りが消え、元の臭いと混ざってさらに不快な臭いになることもあります。
プロフレッシュは違います。
基本成分である「二酸化塩素(ClO2)」が、口臭の原因物質に直接働きかけ、酸化・分解することで無臭化します。
さらに、お口の中に酸素を供給し続けることで、酸素を嫌う「嫌気性菌(口臭を発生させる細菌)」の活動を長時間抑制します。
安全性と実績
二酸化塩素と聞くと、「塩素?」と不安に思われるかもしれませんが、水道水の浄化や小麦粉の漂白などにも使われている、安全性が認められた物質です。
プロフレッシュは、アメリカの口臭専門医が開発した製品であり、世界中で長年の実績があります。
「生体に無害な安全性レベル1」に認定されており、毎日安心してお使いいただけます。
スタッフも愛用しています
当院の歯科衛生士も、実際にプロフレッシュの効果を実感しています。
- スタッフ(DH 太田)の声
- 「以前、自分自身の歯周ポケットの深い部分からの臭いが気になり、ブラッシング時になんとなく不快感がありました。
そこでプロフレッシュを使い始めました。
1日1回、キャップ1杯分を口に含んで、約1分間ブクブクとうがいをするだけです。 使い始めてすぐに、気になっていた臭いが消えたのを実感しました。
最初は独特のプールのような臭い(塩素臭)に驚きましたが、すぐに慣れて気にならなくなりました。 今では、自分の息に自信が持てるようになり、患者様との会話もより楽しめるようになりました。
口臭が気になる方には、心からお勧めしたいセルフケアです。」
治療の流れ
- 1. 初診カウンセリング
- まずは、どのような時に口臭が気になるか、いつ頃から悩んでいるかなど、患者様のお話をじっくりとお伺いします。
生活習慣や既往歴なども確認し、口臭の背景にある要因を探ります。
プライバシーの守られたカウンセリングルームでお話ししますので、安心してください。
- 2. 口腔内検査・口臭測定
- レントゲン撮影や歯周病検査を行い、お口の中の状態をチェックします。
そして、オーラルクロマによる口臭測定を行います。
測定前は、飲食や歯磨き、喫煙などを控えていただく必要があります(ご予約時に注意事項をお伝えします)。
- 3. 診断・治療計画の説明
- 測定結果のグラフをモニターでお見せしながら、口臭の原因とレベルをご説明します。
「やはり歯周病が原因でしたね」「舌の汚れが溜まっていますね」と、原因を特定し、それに対する具体的な治療計画を提案します。
もし、測定結果で口臭が認められない場合(自臭症の可能性がある場合)も、数値という根拠を持ってお伝えすることで、安心感につなげます。
- 4. 原因療法(治療・クリーニング)
- 原因に合わせた治療を行います。
歯周病治療、虫歯治療、詰め物のやり直し、PMTC、舌クリーニングなど、必要な処置を丁寧に行います。
また、ご自宅でのセルフケア用品として、プロフレッシュや舌ブラシの使用法を指導します。
- 5. 再評価
- 治療が一通り終了した段階で、再度オーラルクロマによる測定を行います。
治療前と比較して、数値がどれくらい下がったかを確認します。
数値が改善され、患者様ご自身も臭いを感じなくなれば、治療は完了です。
- 6. 定期メインテナンス
- 口臭のない清潔な状態を維持するために、3〜4ヶ月ごとの定期検診にお越しください。
お口の中の環境は常に変化します。
プロの目と手によるチェックとケアを継続することが、再発を防ぐ唯一の方法です。
日常でできる口臭対策アドバイス
朝のケアが最も重要です
1日の中で最も口臭が強くなるのは、「寝起き」です。
睡眠中は唾液の分泌が抑制されるため、細菌が爆発的に増殖します。
就寝3時間後から菌は増え続け、朝起きる頃にはお口の中は細菌の温床となっています。
ネバネバとした不快感は、菌が増えている証拠です。
朝起きたら、朝食を食べる前に、すぐにうがいをするか歯磨きをしてください。
細菌を飲み込まずに洗い流すことで、口臭を予防できるだけでなく、全身の健康にとっても良い習慣となります。
唾液は天然の消臭剤です
唾液には、口の中の汚れを洗い流す「自浄作用」や、細菌の繁殖を抑える「抗菌作用」があります。
唾液が十分に分泌されていれば、口臭は発生しにくくなります。
ストレスや緊張、加齢、薬の副作用などで唾液が減ると、口臭リスクが高まります。
こまめな水分補給を心がけたり、よく噛んで食事をしたりすることで、唾液の分泌を促しましょう。
当院では、耳の下や顎の下にある唾液腺を刺激するマッサージ方法などもお教えしています。
食生活を見直す
腸内環境の悪化も、口臭の一因となることがあります。 便秘が続くと、腸内で発生したガスが血液中に取り込まれ、息として排出されることがあります。 食物繊維や発酵食品を積極的に摂り、腸内環境を整えることも大切です。 また、当院で推奨しているオメガ3脂肪酸(亜麻仁油など)の摂取は、身体の炎症を抑え、歯周病予防にも効果的です。
息きれい、笑顔かがやく未来へ
口臭は、ご自身の努力だけでは解決が難しい問題です。
間違ったケアを続けることで、逆に口臭を悪化させてしまうこともあります。
一人で悩み、人との関わりを避けてしまう時間は、とてももったいないものです。
健和会デンタルケア未来には、解決するための設備と技術、そして親身になって相談に乗るスタッフが揃っています。
数値で原因を知り、正しい治療を行えば、口臭は必ずなくなります。
きれいな息で、大好きな人と会話をし、思い切り笑い合える人生を取り戻しましょう。
勇気を出して、まずはご相談ください。
私たちが全力でサポートいたします。
048-762-8143